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あなたも今日からグリーンコンシューマー

グリーンコンシューマー」って何?

グリーン・コンシューマー(Green-Consumer)は、直訳すると「緑の消費者」。 この場合の「緑」は「環境にやさしい」を意味しています。 つまり、買い物をするときに、できるだけ環境に配慮した製品を選んで購入する消費者のことを言います。

はじまりは……

グリーンコンシューマーの活動は、1988年イギリスで、 ジョン・エルキントンとジュリア・ヘインズの共著 『グリーンコンシューマー・ガイド(The Greenconsumer Guide)』が出版されたのを機に展開され、 環境にやさしいお店や商品を選ぶ運動として、世界各国で取り組みが行われるようになりました。

日本では、1991年に京都のごみ問題市民会議が『かいものガイド・この店が環境にいい』を発行して以来、 日本各地で市民を中心に60冊以上の地域版の買い物ガイドが作成されています。 また、全国版の『地球にやさしい買い物ガイド』(講談社・1994年)、 『グリーンコンシューマーになる買い物ガイド』(小学館・1999年)も発行されました。

名古屋のグリコン

名古屋で最初にガイドが作られたのは1994年『なごやの環境にいい店!』(グリーンコンシューマー作成委員会)。 大学生が中心となって市内のスーパー・生協304店を調査し、まとめたものです。

次に発行された『東区版環境にやさしいお店ガイド』(2000年)は、ごみ問題の解決策のひとつとして、 NPO法人中部リサイクル運動市民の会が呼びかけ、集まった市民有志が作成しました。 それまで主流だったスーパー・生協を調査し、結果を掲載する形式とは違い、 個人商店などのお店の環境によい点や、ごみを出さない生活の工夫を紹介する新しいタイプのガイドになりました。

東区版の後、天白区、北区、瑞穂区、昭和区、港区と、名古屋では区単位のガイドがつくられています。

買い物からできる環境活動

買い物をするときに、環境にやさしいかどうかちょっと考えてみる。 1人でも気軽に始められるのがグリーンコンシューマーのいいところです。

市民意識の調査で興味深いデータがあります。 多くの人は、環境への配慮行動が実行できない理由として、 環境に配慮したお店や情報が少ないなど、自分ではどうにもならないところにあると考えているのです。 (愛知教育大学教育学部 杉浦淳吉助教授調べ)

ガイドという冊子にまとめる利点は、ここにあります。自分たちで調べた地域の環境情報を多くの人に知ってもらうのです。 また、取材・調査を通して、一緒に活動できる仲間ができ、お店への働きかけにもつながります。 なにより、まちに出て情報を探す「まち歩き」は、とっても楽しいものです。

グリーンコンシューマーの眼で環境商品を選ぶ人が増えると、お店の仕入れが変わります。 仕入れが変われば、環境商品をつくるメーカーが増え、市場が変わる……。 このように1人ひとりの行動でも、実行に移す人が増えれば大きな力となるのです。

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『グリーンコンシューマー・ガイド』(The Green-consumer Guide)


『地球にやさしい買い物ガイド』(講談社・1994年)


『グリーンコンシューマーになる買い物ガイド』(小学館・1999年)


『なごやの環境にいい店!』(グリーンコンシューマー作成委員会)