
日常の買い物で環境にやさしい商品を選びたいと思っても、
具体的にどこで買うことができるのかという情報がなかなかありません。
そこで2000年、まず名古屋市東区で、
実際にまちを歩いて集めたお店情報などを冊子にまとめました。
これを機に、市内各区ごとに独自のメンバーが集まり、
それぞれの区で冊子「環境にやさしい買い物ガイド」を発行しています。
港区は、名古屋の工業地帯であり、藤前干潟など自然にも恵まれた、2つの側面を持つ地域です。 他区と大きく違うのは、リサイクル工場が多いことです。 ともすれば、そのような工場は敬遠されがちですが、 環境を守っていくために欠かすことのできない施設です。 工場と住民が共生していくために、さまざまな取り組みがなされています。
家庭や企業で出たごみがどのようにリサイクルされているかを知れば、 これからのエコライフのヒントになると思います。 冊子でも、その一部を紹介しています。
昭和区は市内で最も人口密度が高く、地下鉄が南北に通り、 鶴舞公園・興正寺の自然林など緑も多く、便利で暮らしやすい地域です。 また、飯田街道・郡道沿いなどには古い商店街も残っています。
この冊子は「『環境』と言っても難しく考えず、日常の買い物から始めてみましょう!」と 選んだお店を紹介しています。 イラストレーター茶畑和也さんの協力で、すてきで見やすい冊子になりました。 後半の楽しいコラムも、スローライフに役立ちます。
根底に流れるテーマは「スローライフ」。 区内にはお年寄りも多く「シニアとヤングをつなぐ」ことをめざして作成しています。
瑞穂区は、緑豊かな住宅地であるばかりでなく、 職人・乾物屋・量り売りの酒屋など一昔前の日本が生きている庶民のまち、 桜の山崎川に沿って残る歴史的な文化の香りが混在するまちです。 区を6つの地域に分け、銭湯や和菓子屋など8種類のマークで表してお店を紹介しています。
名古屋城の北に広がる「北区」は職人の町でした。 そして現在も、伝統の技を守り伝えるために、多くの職人が努力しています。 また、庄内川の北側には今も豊かな自然が残り、農業も行われています。 環境に配慮した商品を扱っているお店もたくさんあり、取材で知り合った方々との触れ合いの中で、 環境を守っていくことの大切さを知りました。
私たちの活動の始まりをつくってくれた『エコまっぷ』もほぼ完売し、 現在はホームページにて公開しています。
天白区は、緑地などの自然がいっぱいあり、畑や果樹園では産地直売所が、 また森近くには養蜂所があります。 一方、市内で最も住民の平均年齢が若い区で、植田~原~平針と連なる住宅地を中心に、 米や自然食品、アロマテラピーやおもちゃ、家づくりなど、 新しい感覚で環境に配慮している店も多くあります。 冊子では、グリコン10原則マークを作り、店ごとのエコ基準を表示しました。
現在、天白区版は完売し、掲載情報をホームページで公開中。 2004年にはお店情報を更新しました。
東区版グリコンガイドは、1999年2月の名古屋市「ごみ非常事態宣言」の真っ最中に発行しました。 資源の分別収集が始まったころで、初めはごみを減らすことを中心に考えていました。 しかし、調査や取材でまちを歩いてみると、東区にはあちらこちらに由緒ある建物が残り、 環境を考えてがんばっているお店がたくさんあることに気がつきました。
「『買わされる消費者』から『主体的に選ぶ生活者』へ」 をテーマに、 環境にやさしいお店をたくさん紹介しています。
以下の販売店でお求めになれます。